焚き火料理に挑戦したい!
でも、焚きつけに手間取ったらどうしよう。
ちょっと不安に思っている方のために
長野修平さんが焚き火の基本を教えてくれました。
最近では、環境への影響や安全面の配慮から
直火よりも「焚き火台」を使って焚き火をする人が
増えてきたそうです。これは初心者にもおすすめのキャンプ道具。


まず、「焚き火台」に乾いた小枝の折れ口を寄せ集めながら、
三角すいになるように重ねていきます。

空気の層を作るのがポイントです。
紙をねじってライターで火をつけて奥の方に入れます。
この紙にサラダ油など油分を含ませると、
さらに火がつきやすくなります。
簡易着火グッズを使ってもいいですよ!
よく新聞紙をくしゃっと丸めて
焚きつけに使おうとする人がいますが、
せっかく作った空気の層をなくしてしまうので
かえって火がつきにくくなります。

「松ぼっくり、どんぐり、松の葉など油分が多いものは
火がつきやすく、いい燃料になるので
見つけたら小枝と一緒に加えてください」と長野さん。

驚くほどスピーディに火がつきました!

針葉樹はすぐに燃えてしまい、たくさんの薪が必要になるので
長時間、焚き火をするときは、広葉樹の薪が最適。
焚きつけに成功したら、「炙り料理」にトライしてみましょう!
このぺージの一番下から長野修平さんの
「たいのハーブマリネ 焚き火炙り」のレシピをチェック。
焚き火の燻煙効果で、いぶされた魚の味は格別です。

焚き火料理をしたり、暖をとったりして、
帰る日の朝までに鎮火します。

残り火は、キャンプ場の中にある「灰捨て場」へ。
大きな炭や木に火がついていたら、水に浸して消火します。

炭は小さくなっても最後まで燃料として使えるので、
長野さんは持ち帰るそうです。
自然の恵みを生かしきる知恵に触れました。

「焚き火をやるためにキャンプ場に行こう!」と
仲間を誘ってみたくなりますね!

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