キャンプごはんの段取り力を上げるコツを
長野修平さんに聞きました。
「初日の昼は、すぐに食べられるものを用意すること。
おやつは多めに持っていきましょう。
天候の急変に備え、飲み物は冷たいものと温かいもの
両方あると快適に過ごせますよ」

キャンプ料理を楽しむなら夜ですか?

「いえ、初日の夕食は、家で仕込んできたものを持ってきて
キャンプ場で仕上げるくらいがちょうどいいですよ」
明るいうちにごちそう様をして
焚き火の時間を心ゆくまで楽しみましょう!」


たこのライトスモーク入りドライカレーピラフのように
燻製料理をするなら2泊3日の2日目の朝に。
いつ何を食べるか計画を立てるのが、
段取り力を上げるポイントですね!

長野さんが帰る日の朝食として教えてくれたのが
後片付けがラクな焚き火ホットドックです。

長野さん流のホットドックはザワークラウトの適度な水分を生かし、
ホイルで包んで焚き火に入れた「蒸し焼きスタイル」。

ザワークラウトは、多めに端まできっちり入れると、
パンがふっくらしていておいしくいただけるそう。

ソーセージを挟みます。焚き火料理に慣れないうちは、
加熱しなくても食べられる食材を
組み合わせた料理にするといいそうです。
これも段取り力ですね!

ホイルで包んだホットドックを焚き火の上にのせます。

スキレットで焼く場合は、ふたをしてください。

しばらく薪や皿などをかぶせて蒸らしてください。
蒸らすことでザワークラフトの水分がパンにほどよくなじみます。
この時間にコーヒーを淹れましょう。

フレッシュハーブソースをのせたら完成。
「いただきます」
ぜいたくな朝の時間が流れていきます。

「キャンプ料理は、失敗してもいい思い出になるんですよね。
おおらかな気持ちで作るといいと思います。
量を少し多めに作り、帰宅した後の名残り食に。
そのときはスパイスで味を変えたりしてね、
家で食べるのキャンプ料理も味わい深いものですよ」

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